起業が上手くいかない時にチェックする思い違いリスト8選
あなたは「起業して頑張っている人」、それとも「これから起業したい人」のどちらでしょうか?
お立場の違いこそあれ、どちらの人も”自分のビジネスを軌道に乗せたい”、という気持ちは共通ですよね。
起業して5年目を迎え、100名以上の方をサポートしてきて分かったことがあるのですが、それは「ほぼ、みんながつまずいてしまう」というようなパターンです。
今日は、【起業が上手くいかない時にチェックしてみる思い違いリスト8選】をお伝えしたいと思います。
目次
起業して頑張る人の思い違いとは
起業して頑張ってはいるのだけども思うような成果が出ない人の思い違いとは、流行り廃れのあるノウハウや知識とは異なり、「多くの割合」でみられる傾向のことです。
それは、スーバーに並んでいる定番品ように売れたら補充みたいなものとなります。と言うのは、そこで、つまずいて足踏みしても抜け出す人がいるかたわら、また、そこで新たにつまずいてしまう人が現れるからですね。
例えば、フェイスブックの”イイね”やインスタの”フォロワー集め”は頑張るけど、「自分は何を売るのか」は置いてきぼりのまんま。こんな状態のこととなります。
確かに、フォロワーが増えるのは大切です。しかし、それを受けとめる商品サービスや仕組がなければビジネスは回りません。
落ち着いて考えれば当たり前のことですが、そのような人は多いものです。
起業が上手くいかない時の思い違いリスト
せっかく理想の働き方に向かって起業を選択したのに、「自分の思い違い」が上手くいくチャンスをつかむ行動を止めてしまうかもしれませんね。不思議と頑張れば頑張るほどに、思い込みは強くなる傾向があります。
それでは、早速、「思い違いリスト8選」を紹介していきます。
2)「強みと呼べるような知識・経験」がないから資格を取ろう
3)「今以上にスキル」を上げればお客様はきっと来てくれる
4)「SNSやブログ」は、いつまで頑張ればいいの
5)「1年頑張ってみて」成果が出なかったらあきらめよう
6)「成功している人」って、やっぱり才能に恵まれている
7)「良い商品をつくれば売れるはず」と質にこだわり続ける
8)「自分の知らない売れるノウハウがあるはず」それを手に入れたい
当てはまるなぁ、と思うことはありましたでしょうか?
私も起業初年度は同じような思考になってドハマリしたことがあります。もし、1つでもあるなと感じ方は、すぐにでも軌道修正することをおすすめします。
それでは解説していきますね。
チェックリスト1
1)「集客は重要」まずは、そのノウハウを学ばなくちゃ売れない
起業に集客は大事なことですね。しかし、どれだけ集客ノウハウを学んでも、そもそも発信するネタがつまらなかったりすれば、集客ノウハウは活きてこないわけです。
そして、何を売るかが決まっていなければマネタイズできませんよね。その前に、きちんと整えておくことがあるということです。
フェイスブックやツイッターで、たくさんの友達やフォロワーがいるのに、会社員時代の収入にも遠く及ばない人は、多いではないでしょうか!?
チェックリスト2
2)「強みと呼べるような知識・経験」がないから資格を取ろう
起業して資格があれば「知識を備えた人」、ある意味「権威性」を示すことができます。しかし、それと「起業が上手くいくこと」とは別の問題です。
資格を取れば強みになる。上手くいく的な考え方は、ある意味「会社員的発想」となります。勤め人思考です。
起業を軌道に乗せていく「強みや売りとなるもの」は、誰でも経験したことの中に持っています。そこに気が付かないだけです。
資格を取ろうとする前に、自分の経験を棚卸することをお薦めします。
チェックリスト3
3)「今以上にスキル」を上げればお客様はきっと来てくれる
実はスキルが高い人ほど、お客様に会うために、地道にドロくさい努力をしています。つまり、スキルを上げたいのであれば、学んだことをビジネスとして実践すべきということです。
やってみなくちゃ何もわかりません。
その結果を見て改善していきます。それが今以上のスキルアップということです。
チェックリスト4
4)「SNSやブログ」は、いつまで頑張ればいいの
結論を言えば、起業してビジネスをする限りはズーっとです。あなたは、何のためにSNSやブログをやっているのでしょうか。趣味だというのであれば、何も言いません。
しかしですよ、ビジネスをする上で必要だと思ってやるであれば、「自分を知ってもらう」「集客に結びつける」ためのツールだと認識しているのではないでしょうか?
商品サービスに完璧なんてありません。同じように集客にも終わりは無いということです。改善と検証はずっと続いていくわけですね。
続けることで自分もお仕事も成長すると思って行きましょう。
チェックリスト5
5)「1年頑張って」成果が出なかったらあきらめよう
起業相談をお受けする中で「これから起業したい40代の人」に見られる傾向です。半年とか、1年とか、頑張ろうとする時間を勝手に決めてしまっています。
入社間もない新人君だって、最初の1年は無我夢中で頑張りますよね。ましてや、”石の上にも3年”って言葉もあります。今のお仕事だって5年、10年とやってきているはずです。
起業だから1年頑張るはおかしな話ですね。自分でビジネスをやるわけですから「望む成果が出るまでやる」というマインドが大切になります。
チェックリスト6
6)「成功している人」って、やっぱり才能に恵まれている
起業すれば成功している記事に目が向きがちですね。すると、その人の今の姿をとらえて「凡人のような私と違うなぁ」「やっぱり、才能あるなぁ」なんてこと思ってしまいます。
しかし、それは「成功した人の一面」しか見ていないということです。
例えば、その人が起業当初に書いていたブログ記事とか、読んでみてください。直接お会いできるチャンスがあるなら話を聞いてみてください。その裏では地道にコツコツ、泥くさく頑張りながら、乗り越えて来たことがわかります。
能力とか才能ってね、人が後から評価するものです。だから、安心して進んで行きましょうね。
チェックリスト7
7)「良い商品をつくれば売れるはず」と質にこだわり続ける
確かに、質の高い商品、中身の濃い商品へのこだわりは大切なことですね。だからと言って、商品の質を上げる努力をしていても売れることはありません。
質ばかりを気にするのではなく、さっさと商品を世に公開することです。だってね、あなたがどんなに時間と労力を費やして頑張っても、それを評価するはお客様だからです。
あなたには5割の出来でも、お客様には9割かもしれません。その逆だってあり得ます。商品の魅力はお客様が判断することを心得ておきましょうね。
チェックリスト8
8)「自分の知らない売れるノウハウがあるはず」それを手に入れたい
起業したけど思うような成果が出ない、上手くいかないことが続くと自分の知らない「売れるノウハウ」があるはず。それを「手に入れたい」と考える人は少なくありません。
しかしながら、そんな気持ちが強くなればなるほど、「落とし穴」にハマる確率が高くなってしまいます。例えて言うなら「たった3ケ月で毎月100万稼ぐ〇〇な集客術」みたいなヤツですね。
本当に大事なことって、ノウハウを手に入れるのではなくて、「それが出来る自分」になることです。そうなるから、それを教えて欲しいと人が目の前に現れ、教えることで対価に換わります。
だから、ノウハウを追っかけ回して、そこに投資するのではありません。
必ず、自分が経験してきた中にある強み・売りになるものを活かして、それが出来るようになるために学びに投資すると考えていきましょう。
起業が上手くいかない大きな要因
起業が上手くいかずに手が止まる大きな要因は「手順」を勘違いしていることです。学んだことを行動に移しても、優先順位を間違えていれば思うような成果は得られません。
手順を知った上で、それに沿って行動に移すことが重要です。
例えば、集客ノウハウを学んでも、商品サービスがなければ「何売るの?」となりますね。仮に商品サービスがあったにしても安価な商品だけではマネタイズできません。また、「誰の役に立つ、どんな商品なの?」が相手に伝わらなければ売れることは難しいものです。
どんなビジネスでも、売れて行くまでの流れは変わることはないわけです。手順を知って、今の自分は「どの立ち位置にいるのか?」を知って行動に移していきましょう。
まとめ
起業すれば、早く成功したいと思う気持ちは、みんな同じです。でもね、近道があるわけではありません。
上手くいっている人ほど地味にコツコツ場数を踏んで検証を繰り返しています。学んだら実行に移しているわけです。
起業を軌道に乗せる尺度は、「ノウハウ3割×メンタル7割」です。知識って使うから本物のノウハウに変わって行きます。その行動を支えるのがメンタルということです。
自分らしさを武器にする。あなたの好きや得意を活かした仕事づくり、頑張って行きましょう。
それでは「楽しむ」を大切に
一人起業に欠かせない自分を売りだすコンセプトのつくり方、選ばれるためのブランディング、商品サービスの組み立て方など、自分スタイルで売れ続ける仕組を学びたい方は、是非、無料のメールマガジンを読んでみてください。