起業は「単調×無反応」を征する者が上手く行く訳

今はサラリーマンだけど「将来は起業したい」と考える人は少なくないかと思います。起業というゴールに向かって、セミナーや講座を受けたりするものですね。
すると目の前には、なんらかの課題がぶら下がっています。多少、気持ちにデコボコがあっても続けて行けるものですね。ところが、起業というゴールを迎えるとどうなるでしょうか?
与えられる課題はなくなります。良くも悪くも「やるべきこと」をご自身で決めて取り組んで行かねばなりません。毎日でも、週に2日でも、続けて行くことが必要です。自分とのせめぎ合いです。
今日のお話しは、ある意味「根性論」かもしれません。でも、独立起業を志すのであれば、必ずや、通っていく道かと思います。
今いまは、実感がわかないかもしれません。でも、きっと、どこかで、アッ、あの時・・・、と思いだされるかと思います。今のうちに「そうなんだ」と、感じていただければ幸いです。
どうして継続できないのか?

起業を軌道に乗せて行くには「継続」が鍵ですね。何度もお話しているから、耳タコだよって人もいるかと思います。でも、継続できない人が多いから「起業の生存率」なんて言葉が生まれてしまいます。身近なことだって、朝のランニング、ダイエットなど、何事も継続するから成果が生まれます。
起業しても上手く行かない理由は、「リズムが単調」になる。続けることに「不安や焦り」を感じることです。つまり、「単調さに耐えられない」、「不安と焦りが追い打ちを掛ける」となります。
特に起業すれば「情報発信」は必要不可欠ですね。でも、発信し続けることに迷いが出てくることが多々あります。自分の決めた「提供価値」がグラグラと揺れてくると言うことです。
情報発信が大切と言うけれど
・Facebookに投稿してなんの役に立つのか?
・だれが読んでくれるのだろうか?
・本当にこれでいいの?
・誰の役に立っているのだろうか
・一向に反応がない
そして、やっぱりダメかぁ。他にやるべきことはないのかな?とモヤモヤのヘビーローテーションです。で、まぁいいかな !? とやめてしまいます。なかには「無視されている」と思ったりする人もいるのではないでしょうか。
でも、この勝手な思い込みが、自分にブレーキをかけるんですよ。確かに「質」と言うこともありますが、最初は関係ありません。なにごとも数稽古だと思う気持ちが大切です。
起業準備中の不安の壁を乗り越えるコツ

単調なリズムや無反応という起業の不安を無くすためには、あなたが行動する理由を意識することが必要です。あなたが「どうしても手に入れたい」と言う「欲求」が原動力になります。それがあれば、「不安を乗り越える」こと、「負けない気持ち」持つことができるようになるものです。
ちなみに、私は半年間ブログを書き続けて無反応状態でした。けど、やめようなんて、思いませんでしたね。純粋なのか(冷汗)。鈍感なのか(苦笑)
確かに「不安」はありました。但し、無視される不安ではありません。将来の不安です。でも「成功への道標」を見つけたいと言うか、「希望の証」を手に入れたかったんです。だからこそ、単調だろうが、無反応でも、続けることが出来ました。一つ言っておくと、情報発信すれば、必ず、見てくれる人がいると言うことです。体裁の良し悪しではありません。当時は気が付かないものです。
ある時、一通のメールを頂きました。内容は『貴社のコラムを私のサイトで紹介させていただきました。 面白い視点ですね。中略。そのご連絡です。○○より』。有名なビジネスサイト運営者からです。まぁ、ある種の信念みたいなものが功を奏したのでしょうか(笑)
そして、やっと無反応に変化が出始めると、単調なリズムは、アッ、見てくれていると刺激に変わります。無視されている感は注目されているかも? に変化し、モチベーションがグンと上がりはじめます。そうすると、自然に向上心が芽生え、伝えたいことが言語化できるようになるものです。
さらに、お客様が目の前に現れます。そして、初めて商品サービスを購入いただけるんですね。これが「起業が軌道に乗り始める分岐点」です。とは言え、始まりですけど。
結局のところ、これから始める起業準備でも、ブログでも、趣味でも、新しい階段を登り始めると不安が出てくることは当たり前です。
・無視されているのでは
・このままで大丈夫かな
だってね、初めての経験ですから。でも、そこに「負けない気持ち」持つこと、「覚悟を決める」ことがポイントですね。その原動力となるものは「強い欲求」です。あなたの、ありたい未来への想いを大切にして行きましょう。
まとめ
起業は「単調×無反応」を征する者が軌道に乗せて行くことが出来ます。そのためには、「どうして、その仕事がしたいのか」、その原動力になっている「欲求」はなんだ!?と問いかけながら「継続」して行きましょう。
ありたい未来は自分でつかむと「覚悟」を決めることが大切です。そして、その覚悟を楽しもうと気持ちを切り替えて下さい。「単調×無反応」を我慢した先にはお客様が待っています。知らず知らずのうちにプラス思考に変化し、行動できる自分に変わって行きます。必ずや、「ありたい未来」に向けたスタートが切れるはずです。
それでは「楽しむ」を大切に