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なぜ、起業準備中の商品づくりに手が止まるのか?

起業準備を進めて行けば、必ずや商品サービスをつくる段階がやってきますね。ノウハウを一通り学び、手順に従いカタチにしていきます。当たり前ですが起業して商品サービスがないとビジネスになりません。でも、この商品づくりが「第二の壁」、ここでブレーキがかかることが多いものです。

あなたはいかがでしょうか?

ご自身の強みを見つけ、方向性も定まった。起業の土台であるコンセプト固めには苦労したけれど、なんとか出来上がった。このまま勢いに乗って商品サービスづくりに突入。しかしながら、やり始めるとパタリと手が止まってしまうものですね。

そうなってしまうには3つの要因があります。

今日は、起業準備中の商品サービスづくりで手を止めることなく、前に進めるマインドセットについてお話ししたいと思います。

商品サービスづくりの手が止まる3つの要因

自分スタイルで起業するとは、あなたの強み・魅力を全開にして働き方を創り出すと言うことになります。あなたの「強みコンセプト」を商品サービスに変換し、ビジネスモデルを創ると言うことですね。

起業しても商品サービスがなければビジネスになりません。でも、なかなか、カタチにして行くのは難しいかと思います。特にバックエンドと呼ばれるメイン商品では尚更のことです。

頭をフル回転させてコンセプトを決めた勢いは、どこへ行ったやら、気持ちが沈んでいきます。場合によっては撃沈、しばらく何も手が付かない状態となってしまうことも少なくありません。

商品づくりの手が止まる3つの理由
・商品の内容となると途端に表現することが出来なくなる

・伝わらない、質が低いと感じる不安に足踏み状態

・何度やっても最終的な決めの一言が出てこない

例えば、なぜ、上手く出来ないのだろう!? 参考になることはないかな? とネット検索することは多々あるのではないでしょうか。あなたが、やってみたい働き方と近しい人が、ご自分の横をスルッと抜けて商品サービスをつくり成果を出したことは気になりますね。

それを読むことで、元気が出れば良いのですが、このまま本当に大丈夫かな、前に進めるのかなとモチベーションが急降下する方も少なくありません。

気持ちは分かります。私も同じでしたからね。ただ、それを見て、起業準備中の人が落ち込むのは、 少し「時間」に対する考え方が間違っているかと思います。商品サービスを創って、成果を出した人だって、起業準備中も、起業後にも試行錯誤を繰り返し、長い間、悩んで「今」があります。簡単には出来ないと言うことですね。

でも、まぁ、大丈夫です。私なんか、どうしても「上手く表現できない」、どんなに考えても「決めの一言が見つからない」と何度、不安になったか数え切れません。いまだに撃沈されてますよ。けど、打たれ強いかもです(苦笑)。

ダメージを受けやすい人は結構、ここが正念場ですよ。

商品サービスづくりを前に進めるコツ

商品サービスづくりを前に進めるにはコツがあります。非常にシンプルですが、『上手く出来なくても当たり前』と開き直ることですね。

なんだよ、その答えと思いましたか?

でもね、考えてもみてください。まだ、起業準備中です。上手く出来なくて当然なんです。完璧につくろうなんて思わないことですね。7割思考で良しとする、これが大切です。と言うのも、価値を評価するのはお客様だからです。あなたではありませんよね。

もう一度、お客様は「だれ」なのか? ターゲット設定に立ち戻ることが大切です。時間をかけて、全力でつくったコンセプトです。見返してみましょう。

商品サービスづくりの落とし穴
商品サービスをつくりを始めると「なにを売ろうか」「どんな中身にしようか」と考えてしまうものです。
商品サービスづくりのポイント
「なにを売ろうか」「どんな中身にしようか」ではありません。「だれに役立つ商品なのか」と考えることが重要です。

商品サービス中心の考え方では、結果として「伝わるだろうか」「もっと良くしなくては」と不安ばかりで手が止まります。出来上がったとしても「自分目線の商品」では、要らぬお節介になるやもしれませんね。つまりは選んでもらえないということです。

だからね、「だれに売るのか」「どんなお客様なのか」と全力でつくったコンセプトを見直すことが重要になります。商品サービスづくりは「だれに売るのか」を先に考えることが大切です。自然とお客様中心の目線で商品サービスの内容を考えることができます。

お客様中心の目線になることで、自分が売りたい商品サービスでなく、お客様が欲しいと思う商品サービスを考えることができます。「だれに売るのか」「どんなお客様なのか」の「だれ」「どんな」にあたる部分を振り返ってみましょう。

お客様設定を見直すことで伝えたいメッセージが明確になります。アッこれ私のための商品だ、こんな商品サービスを探してたんだ、と感じてもらえるように変化していくものです。「決めのキャッチコピー」もお客様目線で言葉を考えることでしっくり感が生まれてきます。

商品サービスづくりを始めたら「質とか中身」を考える前に「だれに届けるための商品サービスなのか」の「だれ」を、もう一度、振り返ってみることが大切です。

まとめ

起業準備中に商品サービスづくりに息詰まったら、その煮詰まった頭の「完璧思考」を切り離してください。ちょっと俯瞰して物事を見て行くことが大切になります。

今いま、自分が考えられることは「コレッ」と決めたら十分です。7割思考で進みましょう。

その上で2つのことをやってみることが大切です。

・全力でつくったコンセプト見返してみる
・だれに届ける商品なのかの「ターゲット」を確認する

起業準備中の商品サービスは仮の姿です。起業後にお客様と接することで磨かれていきます。お客様こそが商品サービスの質を高めてくれる。この気持ちを大切にしていきましょう。

それでは、「楽しむ」を大切に