起業の継続に何より大切な信頼関係をつくる秘訣

起業するだけなら2秒で出来ます。開業届を出すだけですね。しかしながら、経済産業省のデータでは3年後の生存率は53%です。100人中53人、半数なんですね。
それでは、半数の中に残るためには何が大切だと思いますか?
お答えはいろいろあると思いますが、私は「信頼関係」だと思っています。理由はすごくシンプルで、信頼されなければ買ってもらえないからです。買ってもらわなければ仕事は回りませんね。
気心が知れた仲間だって、最初は知らない人のはずです。「あなたとの人となり」を知り、次第に仲良くなったと思います。
起業だって同じことです。初めてお会いした人に「いきなり買ってください」とは言えませんね。相手との関係性を深めなくては、何も始まらないと言うことです。
今日は、起業・副業、ご自分で仕事を始めるうえで「信頼関係をつくる秘訣」についてお伝えしたいと思います。
目次
信頼関係をつくる「たったひとつ」のこと

起業前に知っておいて欲しいことがあります。それは「あなただけの仕事」なんてことは「ほぼ無い」ということです。ライバルは必ずいます。
「私にはこんな強みがあります」と叫んでも、信頼されることは難しいものです。ライバルも同じことを言っています。それが、先行者利益となります。とは言え、信頼され、選ばれなければ廃業ですね。
「信頼されるには何が必要なのか」と言えば、それは、特別なことではありません。あなた自身の「自己開示」です。
起業に至るあなたの物語を伝えることが大切になります。
人はそれが欲しいから買うのではなく、「心が動く」から買います。お客様にも買うに至る物語があります。
「なぜ、その仕事をしたいのですか?」 その理由に心が動くと言うことです。
あなたは弱みを見せられますか?

ビジネスをするうえで「経験やスキル」、あなたの強みを見せることは大切なことです。しかしながら、信頼関係が生まれるには真逆の場合が多いものです。
- あなたの弱いところ
- あなたの辛かった経験
- あなたの失敗談
を見せるということになります。
しかしながら、思い出すのも嫌なことを見せると
- 相手に嫌われたらどうしよう
- 相手は変に思わないかなぁ
- 相手は不安になるだろうなぁ
と、勇気がいりますよね。
具体的に言うと、次のような感じです。
- 人前苦手で話下手のダメ社員だった過去
- セミナーを開催しても半年ゼロの辛い経験
- パワハラを受けパニック症になった経験
実は、このつらい経験で、どん底で学んだことは「最大の強み」なんです。理由は、過去の自分を克服して今があるからとなります。だから、相手の気持ちも理解してあげられます。
「相手の理解」こそが信頼関係をつくる最初の一歩だからです。
関係性を深める3つの流れ
起業して仕事を始めるとは関係性づくりです。相手の心が動くことが大切になります。
それが共感・安心・信頼の3つの変化です。
「アッ、この人、私と同じだ」と共感が生まれ、「私も、そうなれる」と安心感になります。そして、「この人なら大丈夫」と信頼に変わるものです。
プロフィールは心が動く物語
起業準備セミナーに参加される人、ご相談に来られる人は「私のプロフィールを見ました」と言われる人が少なくありません。そこには、私が起業に至った物語が書いてあります。
同じ悩みを抱えた人の役に立ちたい!!と思う働き方の原点が、そこにあるということなんです。
想いを伝えるブログも物語
先日、2つの持病を抱えた女性起業家のブログを読みました。そこには、人に言えないような苦しい過去、話すことをためらうほど経験、ご自身の弱みをさらけ出し、こんな一節があったのです。
リアルな私の努力を発信することによって、1人でもいいから誰かの励ましになりたい。持病持ってたって、おうちから出られなくたって、人と違ってたって、できることってあるんです。
中略
人の助けになりたいのも本音です。でも、喜んでもらう事で、私が助けられてるんです。あなたが喜んでくれることで、私すごく救われるんです。
2年間の寝たきり生活を卒業できたのは、私のすることで喜んでくれる人がいてくれたおかげなんです。
涙があふれてきました。この人ならわかってくれると共感が生まれ、きっと、この人に習えば安心だな、読み進めるうちに信頼に変わりました。
人に言えないような辛い出来事、そこで得たこと学んだこと、それは「大きな強み」になると、再認識しました。
たった一つのブログで大きな勇気をもらったんです。私も、自分らしく生きよう、と改めて思った次第です。
まとめ
起業・副業、どんなお仕事を始めるにしても信頼関係がなければ上手くいきません。関係性を深めるためには、相手の共感、安心、そして信頼に至る3つの流れを大切にしましょう。
そのためには「どうして、その仕事をしたいのか」、その理由を伝えることです。人生の山と谷、そこで得たこと、学んだことの物語となります。
あなたは弱みを見せられますか?
それでは、「楽しむ」を大切に