サイト名

副業から起業の無理しない退職タイミング

副業から起業は、本業とのバランスあって、「退職タイミングは悩ましい」と思っている人は多いですよね。

あなたはいかがですか?

先日、1年前の受講生さんからご相談があったのですが、「副業から始めて3名の方に24万円の商品を成約していただけました。この際、退職して起業しようか?と迷っています。」という内容です。

私も早期退職組なので、相談を受けることが少なくありません。皆さん、「流れをつかんで、成約できるようになる」と、退職を考え始めるものです。

今日は「 副業から起業の無理しない退職タイミング?!」というお話です。

起業したい会社員が退職を考える2つのパターン

退職時期は人それぞれかと思うのですが、ゼロから起業をスタートさせる会社員は2通りにわかれる場合が多いものです。

きちんと準備を進め安心して起業したい人
まず、起業して仕事の環境から変えたい人

前者は、会社員のまま副業を始めて安心な保証を得てから退職届を出したい人。
後者は、雇われ環境を抜け出すために先に退職届を出してゴールを目指す人。

この2つのパターンです。

私はと言うと、後者です。早期退職し、勢いそのまま講座を受けて起業をスタート。今でこそ収入も心も安定していますが、起業初年度は閉店寸前。嫁さんには、随分と心配をかけたものです。

当たり前にあった給料はゼロ。誰も助けてはくれません。実践しながら準備していく必要があったわけです。

どちらの場合も、ゼロからイチの起業には「準備を整える時間」が大切となります(^^)

「本業と副業から起業」の切り替えタイミング

一人ビジネスを始めれば、「本業と副業から起業へのタイミング」がやって来るものです。

受講生さんを見ると、会社員の方はもちろん、個人事業主として副業中の人、公務員の方もいます。家族の生計を支えている人がほとんどです。

やっぱり、前者のパターンで「会社員のままで副業から始めて、安心できる保証を得てから退職届を出したい人」となります。

「副業で安心できる保証を得た後がタイミング」ということですね。とは言え、その前に、きちんと準備することは欠かせませんよ。

例えば起業準備を進めやすい人

もし、起業準備を進めやすい人を環境という側面であげるなら、40代・50代の方です。子供さんも手が離れ、仕事も生活も比較的安定しているので取り組みやすいです。主婦の方で旦那さんの協力がある方も同じように思います。

また、年齢や立場に関係なくあげるのであれば、メンタルが強い人でしょうかね。途中で諦めずに、やり通す覚悟がある人のように思います。

一人ビジネスに挑戦したい人をサポートしてきて、そんなふうに感じています。

ちなみに、後者(まず、起業して仕事の環境から変えたい人)の私ですが、実は慎重派でチキンハート。思い切った行動ができる人ではないんですよ。本来の私は、前者(準備をきちんと進め安心して起業したい人)なんです。

まっ、時と場合によります。その時は、収入ゼロで背水の陣でしたからね(笑)

安心な保証の正体とは

副業から起業へのトリガーとなるものは「安心な保証」です。とは言え、わかりづらいですよね。

安心な保証って、何だと思いますか?

たぶん、あなたは”売上”と考えたように思うのですが、それは”当たらずとも遠からず”(^^;

大事なことは「その売上を生み出すものは何か?」ということなんです。それが「安心な保証」の正体となります。

何かと言えば、「実体験」なんです。

考えているだけでは何も変わりませんよね。実体験で得たことが保証を生み出す要因です。小さな体験を重ねていけば、会社員時代の給料と同じ収入を生み出す大きな体験に変わっていきます。

例えば、勉強会やセミナーも回数を重ねるごとに上手くなります。が、それ以上にお客様の気持ちが理解できるようになります。すると、お客様が望んでいる提案ができるようになります。だから、商品が売れる自分になれるわけです。

そして、これを実際に体験した時、「起業してやっていけそうだ」と自信が生まれます。そして、退職を考え始めるんですね(^^)

冒頭の受講生さんも、小さな実体験を積み重ねることで”24万×3人の成約”という大きな実体験をしたわけです。

この辺のところを「副業から始める時のゴール」と定めたらいかがでしょうか。もちろん、人それぞれ考え方は違いますが、退職を考える転機になるはずです。

無理せず副業から起業へ向かうポイント

副業から起業へと進む時、気を付けて欲しいことがあります。それは、周りに振り回されないことです。

・あの人はこうしているから
・みんな〇〇をやっているから     

と流されないようにしましょう。

そのためには、起業準備中に「ブレない軸」を定めることが大切です。「〇〇の専門家としての売れるポジション」を整えておくことになります。

具体的に言えば4つのことを固めるということです。

キャッチフレーズ
専門家としての肩書
伝えたいメッセージ
商品タイトル                         

え、こんなこと?と思った人は要注意ですよ。これがグズグズなばっかりに、集客ノウハウを活かせない個人事業主の人は少なくありません。

もし、お仕事を進める上で迷いが出ても、「やっぱり、コレ!」と拠り所になるものです。ここが定まっていることで、目指すゴールに向かって、小さな体験を積み重ねて行くことが出来ます。

言ってみれば、「副業から起業する上でのお守り」みたいなものです。

起業初年度に閉店寸前だった私が変われたのも、そこを定めて、小さな体験を積み重ねたからです。何度なく、このままで良いのかなぁ?と、迷いが出ても仕事を続けて来られました。

「一人ビジネスはポジショニングが8割」と言われる通りなんです。

まとめ

ゼロスタートの人は、「会社員のまま副業から始めて安心できる保証を得てから退職届を出したい」と思っている人は多いものです。

つまり、退職のタイミングは「安心できる保証」を副業で得た後ということになります。そのために準備していくわけです。

大切なことは、収入を得て行くため「実体験」です。考えているだけでは何も変わりません。実体験で得たことが安心できる保証を生み出していきます。

小さな実体験を重ねて行く、場数を踏むことを大切にして下さい。やがて、その体験が、会社員時代と同じ、それ以上の収入を生み出す大きな体験に変わっていきます。

退職タイミングとは、その時になるはずです。

それでは「楽しむ」を大切に^^

  

独立起業に欠かせないコンセプト、選ばれるブランディング、売れる商品の作り方など、自分が主役の仕事をつくる仕組を学びたい方は、是非、無料のメールマガジンを読んでみてください。

一人起業のはじめ方メールマガジン