起業準備が格段に進むルーティン効果とは
こんにちは、起想塾の相曽(アイソ)です。
あなたは、決まった場所で、決まった時間に、決まった順番でやっていることってありますか? 毎朝起きて歯を磨くことは、当たり前の生活習慣ですね。ところが、新たに決まり事を設けるとなるといかがでしょうか。なかなか行動は習慣化できないように思います。
しかしながら、行動の習慣化は起業準備にはとても大切なことなんです。
行動を「ルーティン」とすることは起業準備には欠かせません。開業するまでの気持ちを整え、起業後もあなたのビジネスを成長させる重要な要素となります。
今日は、起業準備のルーティン効果をお伝えしたいと思います。
起業準備のルーティンは単なる習慣化ではない
起業して成功者と呼ばれる人たちは行動が習慣化しています。ご自分の「ルーティン」を持っているものです。これは、モチベーションを整えるだけでなく、体調管理も役に立つものです。
起業すれば、基本ひとりで全ての業務をこなしていきます。会社員と違って、ご自分が出くなくても助けてくれる。給料が入るわけではありません。メンタル・フィジカルの両面を維持していくことは重要な視点です。
例えば、皆さんの良く知るイチロー選手。ネックストバッターサークルから打席に入るまで常に同じ動作をとります。さらには、試合後の振り返り方、食事のカレーまで、一連の流れがあるそうです。まさしくルーティンの鬼みたいな人ですね。他にもラグビー五郎丸 歩選手のキックまで拝みポーズなんてことが頭に浮かびます。
準備中も、起業後もルーティンの効果とは「げんかつぎ」のような単なる行動の習慣化ではありません。普段の平常心を保ちます。集中力を高め、いつも通りの力を引き出すことにつながっているのです。一連の動作は身体の調子にも気付かせてくれます。心と身体の両面の確認作業がルーティンと言うことです。
ルーティン効果を身につけることはスポーツ選手だけの特権ではありません。作家の村上春樹氏は、原稿の進み具合がどんな状態でも、22時には執筆をやめてしまうそうです。もうこれ以上書けないなと思っても書く。もっと書きたいと思っても書かないそうです。
他にもオバマ前大統領はグレーか紺の2色のスーツしか着ない。マーク・ザッカーバーグ氏はグレーのTシャツを20枚持っていて、毎日それを着る。迷わない、時間をかけないそうです。
起業準備も同じではないでしょうか。行動習慣として徹底してやめる時間をルーティンとすることは集中力を高めます。そして効率も上がります。さらにはミスも少なくなるように思います。他のことが入り込む余地を無くし、本当に必要な事に時間を掛ける意識を生み出しくれるものです。
無意識になるまで行動を習慣化してみよう
起業する上でのルーティン効果は「3」つに分けられると思います。ゴールに向かうギアを一段上げてくれるものです。
起業準備を進めて行くと外野から様々な情報が飛び込んでくるものです。自分の商品を練っていても集客が気になり、まてよ、必要かなとそっちを覗きに行ってしまいます。結局中途半端なまま終わってしまうものです。
時間と労力を無駄にないためにも自分のルーティンをつくってみましょう。
起業準備のルーティンつくりには理由が必要
起業準備を始めたら、最初のうちは意識して繰り返しましょう。朝起きたら顔洗って歯を磨くような無意識の日常になる必要があります。いつも違う変化を察知できることで平常心を保ち、判断を間違えない基準が出来上がります。行動が習慣するとスピードが上がるものです。
起業準備は「手順」を知ることで迷わずにゴールに向かっていけます。ここを知らずに闇雲に始めても行動はふらつくばかりです。手順を知ることはルーティンづくりの基本です。想いばかりが優先するとアレも、コレもと知識コレクターになってしまうものです。
手順を知ることは、本来、あなたにとって必要な事を間違えずに、集中力を高め、行動を習慣化してまっすぐに進むルーティンをつくることができるようになります。
そのためにルーティンにゴールを定めてみましょう。行動を起こすためには目的が必要です。ルーティンは起業準備を整え、ゴールを目指すための「目的達成ツール」なんです。きっとあなたの味方になるはずです。
それでは「楽しむ」を大切に