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ロート製薬の「会社は道具」「副業OK」で思う50代の起業

やりがいスイッチナビゲーターの相曽尚人です。

今朝、あるWebサイトにこんなことが出ていた。「副業OK」ロート製薬の「社内ダブルジョブ」。気になって調べてみると、平成26年度の㈱リクルートキャリアの実態調査では副業を推進・容認しているのは調査対象1173社に対して173社だそうである。14.7%、1割以上の会社であったことに驚いた。

話をロート製薬に戻すと経営者の考え方は「会社は道具」とのこと。役割をただこなし、給与をもらってハッピー、というのではなく、自分で仕事を作り出すことが大事とのこと。素晴らしい経営者がいるもんだなと驚きました。でも約85%は、副業禁止!
あなたの会社はどうですか?

副業の是非をどうこうと言うつもりはありません。副業に対する経営トップの考え方です。自分で仕事を作りだすと言う言葉です。現職で出来ることに、好きなこと・やってみたいことで副業を推奨しています。それが、人の幅を広げ、企業を大きくすると経営者は考えているのでないかと思います。

例えば薬剤の品質管理からドラッグストアでの相談員など。そうすることで人とのつながりが増え、アイデアも広がります。個人の能力の幅が広がります。職場の横幅も広がってきます。人事の目線で見た時、最適配置のタレントマネージメントに柔軟性が出来ます。まさしく強いチーム作りの広がりです。

起業はやり続けていける働き方であることが大切

起業も同じです。起業とは業(ワザ)を起(オ)こすと読みます。自分で働き方を創りだすことです。ひとつ違うことは、起業するためには、「好きなことに、出来ること」を掛けあわせて自分の独自性をカタチに変えて行きます。この順番です。継続は力なりと言う言葉があります。この継続するということが大事です。

僕の場合、IT企業に長年勤めた経験からその路線で起業することは最短コースでした。お声掛けも頂戴しました。もし、その路線で起業していたらどうだったでしょうか?

1年目、経験とつながりで仕事が出来たかもしれません。2年目では、寄らば大樹の陰ではありませんが、大手ベンダーやメーカーの下で仕事を貰う、与えられるそんなカタチになって行ったと思います。それでは会社員時代と何も変わらず、ストレスが溜まります。辛くなり、考えごとが多くなります。そして辞めてしまう。きっと、こんな感じです。

起業するには「好きなことに出来ることを掛けあわせる」ことで自分軸を決めていきます。それが見つかった時、それこそが「やりがいスイッチ」です。50代こそ、好きなことに焦点を当ててください。長年走り続けてきました。折り返しの人生は、好きなことを軸にして「夢中になれる生き方」に踏み出してください。

あなたにしかできないことが、きっとあります。ご一緒に見つけて行きましょう。

「楽しむ」を大切に