サイト名

50代の起業は遅くない! その訳は・・・

やりがいスイッチナビゲーターの相曽尚人です。

僕は50歳を過ぎてから起業を決意しました。退職する時に、今更どうして? なんてことを言われました。今の働き方にたどり着くまでに、少し遠回りしましたが、自分で舵取る人生に踏み出したことに満足しています。では、本当に50代は起業するには遅いのでしょうか?

50代こそ、起業に向いている理由

答えはその逆です。50代こそ起業に向いているんです。その理由の一つは家族への負担。子供さんが巣立ち、もしくは卒業する目鼻立ちが付いてきています。

二つ目にはマイホームのローン。これについても返済目途が立ち始め、もしくは完済された方もいらっしゃるかと思います。他経済的負担が少なくなってきています。

三つ目、これが大事です。50代には経験と人のつながりが多いことです。会社の中では様々なポジションを経験され、ウチにもソトにも人脈が形成されています。そんな経験役に立たないよって言われるかもしれませんが(僕もそう言ったクチですが)、積み重ねた経験の中には多くの可能性があります。自分では気付かないだけなんです。

一度、あなたの人生・経験したことを第三者に話してみて下さい。きっとヘェー、スゴイね、そんなこともできるんだねなど、自分では何とも思わないことが、相手には素晴らしいことだと気が付きます。

参考に平成24年度起業年齢別データを書いておきます。
20~29歳: 1.4%
30~39歳: 9.8%
40~49歳:17.4%
50~59歳:21.0%
60~69歳:30.7%
70歳以上:19.5%

堂々の2番手につけています。全体の1/5が50代です。50代はある程度の人生の担保が出来ています。さらに加えるならば、経験の中にある可能性を自分価値に変える材料が多いとも言えます。起業して10年後に残るのは5%と言われています。50代は、さらにリスクヘッジして自分の価値でやりがいあるビジネスを創りだすことです。

事業の大小ではありません。会社創るとか、お店を出すとか、資金を調達して起業を目指すのではありません。独自性・専門性をカタチに変えて自分だけで出来る仕事を創ることです。自分が商品だったらどうでしょうか。資金調達・借金はほとんどありません。

しばられながら、やりたくなくても、今まで走り抜いてきた人生です。これからは自分がコンロールして、気持ち豊かな毎日を過ごしてゆく。それを可能にする経験を重ねてきたのが50代です。自分で舵取る人生に踏み出すことで”楽しむ”を目指していきましょう。

「楽しむ」を大切に