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個人ビジネスで売れる業種を定める秘訣

ブログやSNSに投稿しても、スルスルッと集客できる人と、なかなか上手く行かない人の違いって、何だろうか?

すでに個人事業主としてビジネスをしている人なら、一度は考えたことがあるかと思います。これから個人でビジネスを始める人も、腰を据えて考える時が来るはずです。

あなたは、いかがでしょうか?

案外、多くの人は、「SNSで輝いている」「ブログが面白い」「YouTube動画が楽しい」のように、どこかボンヤリと捉えているように思います。

実は、個人のビジネスサポートするコンサルタントやコーチの多くは、「売れる?売れない?というのはコンセプトの違い」ということを、痛いほどわかっています。私自身、起業して、それがわかるまでの1年間、ホント痛かった(笑)

でね、この“売れるコンセプト”を考える以前に、きちんと決めておくべきことがあります。それが、お仕事の方向性、「業種」です。

今日は「個人ビジネスで売れる業種を定める秘訣」というお話です。

売れる業種という前に決めておくべきこと

最近、個人ビジネスはコンセプトがダメだと、集客が難しいことを理解している人が増えていますね。どんな業種でも、大事なものはコレです。

以前は、やれ、インスタだ。Canvaだ。さぁ、TikTokだと、ツールノウハウばかりだったのにね。まっ、今もそんな感じですけど。

実は、売れるコンセプトの前に決めておくべきことがあります。それは、「どこで、ビジネスを始めるの?」ということです。

例えば、

・お仕事はサポート型or受託型のどちら?
・それは個人をお客様としてやるの?
・それとも法人をお客様としてやるの?

と言ったことになります。

コンセプトが「何でやる」なら、それを「どこで」やるのか?と言った具合です。この「どこで」を取り違えると、どんなに頑張ってコンセプトを考えても、ほぼ努力は報われません。

最短ルートで売れて行く「どこで」の考え方

個人ビジネスを考える際に、多くの人が思い違いしている「どこで」があります。意外に、盲点なんです。

何か、イメージできますか?

それは、「たくさんのライバルがいるところ」でやる。そこを選ぶということです。エッ、逆じゃないの?「ライバルが少ないところでやるのでは!」と思った方は、思い違いをしています。

ビジネス書を読むと「ライバルがいない:ブルーオーシャン」を探せと書いてあったりします。しかし、それは「大きな企業が時間とお金をかけて市場を醸成すること」と、私は思います。

もし、個人でビジネスを始めて、そこに買ってくれる人がいなかったらどうなりますか?たくさんの時間とお金をかけて、その市場を耕しますか? そりゃ、無理ってもんですよね。

個人に必要なブルーオーシャンとは探すことではなくて、「レッドオーシャン:ライバルがたくさんいる」ところで、「選ばれることがブルーオーシャン」ということなんです。

この考え方が、個人のビジネスが最短ルートで売れて行くためのコツなんです。

個人ビジネスのあり方を見直すことが有効な業種

個人がビジネスをする上で、一度、注意して、自分の決めた業種のあり方を見直してみることも有効です。次に当てはまる場合は、見直してみることをオススメします。

多くの個人がやっていることに加え、企業も参入していて、他との違いを考える隙間もない。さらに、提供価格が安い。

このような業種では厳しいです。と言うのも、商品の単価を高くすることが出来ません。なので、生計を立てて行くことは難しくなります。

仮に、海外赴任の経験を活かして英語を教えるにしても、「どこで」を間違えると、駅前留学なんてのに巻き込まれるし、アイデアと言っても通り一辺倒になりがちです。

足もみマッサージや整体なども、同じようなメニューを、あちらこちらで見かけます。資格取得系の業種も、〇キャン通信講座もあるし、有名企業も参入しています。

他にもビジネス手続き代行系は、役所の行政では無料なものが多い。確かに、書き方や申請手続きは面倒ですが、それを高単価にするのは無理です。もっと言えば、手続き系ビジネスは、AIにとって代わられる時代になりつつあります。

このような業種は、個人が高単価で仕事をするのは、かなり厳しいのが現実です。

売れる業種に組み変えることは可能

厳しい業種のお話をしましたが、諦める必要はありません。「選ばれることがブルーオーシャン」とお伝えしたように、他との差別化は可能です。

ポイントは、「絞り込み」「組み合わせ」です。

例をあげれば

・英語の分野を小さく絞る
・語学×脳科学を組み合わせる
・整体も身体から美意識へ視点を変える 
・資格取得×合格モチベーション
   など

同じ業種でも、新しさをつくることが出来ます。なので、あなたが選ばれることは可能なんです。

選ばれるための業種見直し戦略

個人ビジネスは選ばれるために弱者の戦略を取ることです。業種を絞り込んで局地戦をするということになります。選ばれるための商品力・ブランド力を向上させていく方法となります。

わかりやすく言うと、「分野や地域を小さくした対応」「個別に時間と手間をかけた対応」を考えていくことですね。

先ほどの英語で言えば、TOEIC云々のような英語を習いたい人、駅前留学の人は捨てる。そして、対象をビジネスパーソンに絞り込む。

話すための英語ではなく、海外ビジネスに役立つ実践的な英語を教える。さらに、キャリア相談に乗るなら、海外赴任のビジネス経験も生きてきます。

こうなると、同業ライバルとの差別化にもつながり、企業は仕組での対応が難しくなります。なので、個人がそこで活躍できるわけですね。

言ってみれば、ニッチ&リッチ戦略なんです(^^)

まとめ

個人ビジネスは売れるコンセプトを定めることが重要です。しかし、その前に、きちんと決めておくべきことがあります。

それが、「どこで、ビジネスを始めるのか?」ということです。

・サポート型なのか、受託型なのか。
・お客様は個人なのか、法人なのか。
・商品を高単価にできるアイデアの余地はあるのか。
・ビジネスの分野は絞られているのか。

この辺のところは、最低限、確認しておくべきことです。

集客のしやすさ・しにくさは、このようなところにも根っこがあって、単にツールノウハウを学べば、解決するというわけじゃないということです。

売れる業種とは「絞り込まれたレッドオーシャン」となります。思うように集客ができない時、考えるべき点の一つとして、「どこで」の視点を考えてみてくださいね。

それでは「楽しむ」を大切に(^^)

  

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