起業に必要な独自性を勘違いしていませんか?【肩書の罠】
最近は起業ブームなのでしょうかね。グーグル検索しても、フェイスブックでもキャッチコピーが妙に目につくように思います。あなたは、どのように感じていますか?
私は知らなかったのですが、スピリチュアル系、癒し系の市場は大変に大きいそうで、小さな国の予算以上だそうです。ビックリ仰天です。これだけでも、今後、個人起業家は、ますます増えて行くように思います。
起業ブーム到来かと思われる中、書籍でもネットでも、多くの先生と呼ばれる方々がこんなことを言っています。
しかしながら、起業を考え始めると解釈を間違えてしまうことが起こりがちです。
今日は、起業に必要な独自性の大切さを肩書を通してお伝えしたいと思います。
起業に必要な独自性の勘違い
起業考え始めるとブルーオーシャン(ライバルのいない市場)はどこだろうか、そこなら自分だけだし、売れるだろうと思いがちですね。しかしながら、それ以上に重要なことは「USPをしっかりと打ち出す」ことになります。
ちなみにUSPとはユニーク・セリング・プロポジションの略です。直訳すれば、独自の売りの提案ということになります。つまり、あなたの強みを活かした「独自性」です。
専門家と名乗るためにはブルーオーシャンを探せではなく、レッドオーシャン(ライバルがたくさんいる)の市場で、あなたの「独自性」を打ち出してブルーオーシャンの市場に変えるということです。言い方を変えると「起業したら、あなたが選ばれるためのポジション」を決めると言うことになります。
ところが、選ばれるポジションということを勘違いしてしまい、その結果、意味の分かりにくい肩書やキャッチフレーズの名刺が増えてきていることも事実です。
例えば、こんな感じ、ちょっと、ググってみたら出てきた名前です。
・家庭学習コンサルタント
・あなたの問題解決コーチ
・セールスしなくても売れる集客コンサルタント
・自信をつけたい方専門ライフコーチ
確かに、死ぬまでにやりたい夢発見コーチは、なんとなくそれらしく自分のジャンルを確立しているように見えてきますね。でも、「何を教えてくれるのか」さっぱりわからないのではないでしょうか。あなたは何者・・・? 何かわけがわからないままのように感じてしまいます。
起業して「オンリーワンになろう」は素晴らしいことです。しかしながら、ビジネス目線で考えると、レッドオーシャンのだからこそ市場があります。つまり、ライバルがいることは、すでに「需要がある」「ビジネスが存在する」ということです。
だから、ブルーオーシャンを探すのではなく、需要があるレッドオーシャンの中でライバルとの差別化が必要ということですね。とは言え、私も以前は、へんてこな名前で肩書をつくっていました(苦笑)
名刺になくてはならない肩書は、難しく考えずにお仕事がイメージできれば良いのではないでしょうか。今の私の肩書は、ライフワークデザイナーです。『起業を考えた始めた会社員が、ゼロからでも仕事を創りだせる働き方デザインの仕組みをサポート』しています。”夢中になれる働き方を生涯頼むための起業準備の考え方と方法”となります。
肩書は、多少、奇をてらった感じもしますが、これで良いと思っています。シンプルに仕事の内容とつながっているのではないでしょうか。
仕事の肩書に独自性を持たせる起業目線とは
起業名刺に必要な肩書とは「あなたは何者ですか」がイメージできることが必要です。そのうえで、興味関心を持ってもらうための「世界でたった一つの名前」を意識することが大切です。
なぜかと言えば、肩書では人は集まりませんよね。相手に覚えてもらうことが重要になります。キャッチフレーズと合わせて、お会いした人が後になって「アッ、あの人がいたな」と思い出してもらい、連絡をいただけることが最終的な目的です。
そもそも、起業したばかりでは、自分のことを知っていただくための情報発信の量が足りていません。お客様も少ないはずです。ひょっとすると、最初のお客様をつかむために奔走しているかもしれません。自分が始めた仕事の特徴を一言で表すことは難しいのではないでしょうか。であるなら、あなたのお仕事がイメージできて、興味関心を抱いてもらうための言葉をシンプルに選んでいきましょう。
起業準備中にご自分が選ばれるためのポジションを決め、お仕事の情報を発信して行く中で言葉は洗練されていきます。さらに言えば、あなたの価値は相手が決めるものです。「興味関心を持っていただき、自分に役に立つ」と思ってもらえ得た時に評価されます。
だから、自分目線の特異な肩書や目立つだけのキャッチフレーズにこだわるのではなく、普段から少しでも発信量を増やすように心がけることが大切なことだと思います。。
実は、これは自戒の念であり、自分に言い聞かせることでもあります。お客様とのコミニューケーションや情報発信の量が足りていないにもかかわらず、一言で印象づけようなんて考えていただけでしたね。お客様と話すことが増えるに従いわかってきたことは、お客様の言葉こそが重要だということです。
是非とも、ご自身でキャッチフレーズや肩書を考え名刺をつくったら第三者に聞いてみてください。「私は何者か、わかりますか」「興味は湧いてきますか」、この答えを大切にしてくださいね。決して自己満足で終わらないようにしましょう。
「〇〇の専門家」と名乗るために必要なこと
起業準備中に「自分が何者で、何をする人か、お客様はどんな良いことがあるのか」を言葉にすることは大切です。それは、肩書にもなり、キャッチフレーズにも変わるからです。無理やりオンリーワンになろうと意味のない言葉を選んでも、いかがなものかと思います。また、独自性ばかりを気にしてキャッチフレーズが冗長的になったり、奇をてらった肩書である必要もありません。
まずは、自分が納得でき、わかりやすく、あなたのお仕事がイメージできれば、それで良いのではないでしょうか。起業すれば、お客様だけでなく、人と会う機会も増えてきます。その中で言葉はブラッシュアップしていきます。つまり、自然と名刺の肩書、キャッチフレーズは変化していくものです。
起業する上で重要なものはコンセプト
起業準備で重要なことは「だれの役に立ちたいのか」「あなたの提供する価値はなにか」「それでお客様どうなるのか」を言葉に変えて、あなたの働き方の軸を表現できるようにすることです。それをコンセプトと呼びます。
コンセプトは起業後のビジネス活動の全てに一貫性を持たせてくれるものです。例えば、あなたがスポーツジムにお勤めで、ダイエットトレーナーとして独立起業したとします。それが体を鍛える筋トレ方法を教えても意味がありませんね。常に、あなたの教える筋トレ法がダイエット効果があるから信頼されるということになります。
さらに言うと、その筋トレのダイエットを一歩掘り下げて、私の教える筋トレは脚痩せに効果があると言うことで独自性となります。「アラフォー女性のための美脚ダイエットを教える人」となるわけです。これが、コンセプトです。そして、あなたのビジネスが選ばれるための土台となります。
起業はブルーオーシャンのアイデアを探すことではありません。準備中にコンセプトを固めることです。それは、商品の元になり、キャッチフレーズに変化し、肩書にもなります。だからこそ、起業はコンセプトが8割なんです。
あなたがイメージでき、やっていることがわかるようにしましょう。
・あなたのお仕事は、だれのお役に立つものですか
この答えが、あなたの価値であり商品となるものです。そこに独自性があるから多くのライバルの中から「選ばれる」ということになります。それをシンプルに伝えることができるようにしていきましょう。
私自身も、仕事を続けていく限りは、ずっと取り組む課題でもあります。
それでは「楽しむ」を大切に
私が、あなたに何かお伝えできるとすれば、それは「自分スタイルの幸せを手に入れる」起業の考え方・方法だと思います。
自分スタイルの働き方が実現できれば、自分で時間をコントロールし、働き方を楽しみながら人生は豊かになっていくものです。私自身、好きな沖縄に、好きな時に行けますし、好きな人達に囲まれて、毎日が比較的ストレスフリーで幸せです。
今の世の中、誰もがスマホで検索すれば、簡単にたくさんの情報が得られます。でも、逆に「正しい情報を選ぶこと」が難しくなったことも事実です。
独立起業を考え始めたあなたにとって、どんな情報が必要でしょうか?ここをキチント知らないままで踏み出すとモヤモヤの堂々めぐりになるように思います。
闇雲に知識やノウハウを知ったところで起業準備は上手くいきません。頓挫する確率が高くなるだけかと思います。ある意味、時間とお金の無駄遣いですね。
大事なことは「正しい手順」を知り、行動を起こせば成果は出るということです。「稼ぐ力」は手に入ります。
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