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経験ゼロでも起業を軌道に乗せる成功セミナーのつくり方

2022年は起業ステージを上げようと、「本格的にセミナーの自主開催 」を考えている人は多いものですね。

ところが、いざ、自分でやるとなると「何を、どんな手順で?」「勉強会やお茶会なら出来そうだけど」となってしまう人は少なくありません。

でも、やっぱり、ビジネスは、お会いして「自分を知ってもらうこと」が成果を上げる最短距離となります。つまり、セミナーの自主開催は「起業ステージを上げていくには避けては通れない関所」ということです。

私自身、起業が軌道に乗ったがキッカケは、やはりセミナーでした。毎月、4回くらいのペースでセミナーを開催していたのですが、最初の頃はドキドキ。しかしながら、場数を踏むごとにコツがつかめて、盛り上がるようになったんです。

今日は「経験ゼロでも起業を軌道に乗せる成功セミナー」はどのように組み立てれば良いのか? そのポイントをお伝えしたいと思います。

なぜ、起業にセミナーが必要なのか?

起業すれば、ご自分の商品サービスを買ってもらわなくては仕事になりませんよね。だから”自分の認知ツール”として、手軽にできるSNSやブログを始めるものです。

とは言え、自分のことを知ってもらえたからと言って、商品サービスは売れることはありません。そのメリットを直接説明する機会が必要になります。

それがセミナーです。特に見えない商品を扱うコーチ、コンサル、セラピストで起業するのであれば、尚更、メリットを感じてもらう場が必要になります。つまり、説明が必要な商品にはセミナーが欠かせないと言うことですね。

セミナーを開催するメリットは、

・興味関心のある人だけと対面できる
・1対複数で伝えられる(1対1でもOK)
・リアルでもオンラインでも可能
・押し売り感の無い関係性がつくれる
・あなたの人となりも知っていただける
・紹介されやすくなる(口コミやSNS)

など、が上げられます。

あなた自身や商品サービスのメリットを直接お伝えでき、興味関心を深めていただけます。参加者との関係性を強く出来るのがセミナーですね。さらに、繰り返し開催することで「伝える力」が身に付いていきます。

経験ゼロでも成果が出る成功セミナーのつくり方

起業初年度でセミナー経験ゼロでもポイントを押さえれば成果を出すことはできます。仮に勉強会やお茶会の経験があってもポイントを外せば、上手くはいかないものです。

成果が出るセミナーの組み立て方には欠かせないポイントがあります。そのためには「基本の4つ」を押さえることが重要です。

それでは順を追ってお伝えしていきます。

セミナーに対する考え方が重要

最初は「心構え」です。エッと思うかもしれませんが、ここが大切です。と言うのも、セミナー開催前に、すでに失敗している人がいます。

どんな人なの? と言うとね、「中身の良し悪しばかりを気にしている人」なんです。まだまだ、お客様に満足してもらえる内容ではない。「もう少し、頑張らなきゃ・・・」って、一所懸命な人となります。

セミナーの「質」を上げることは大切ですが、このような気持ちがあると、なかなか開催には至りません。だから、結果はわかりません。当然ですが成果は見えませんね。

どんなに時間と労力をかけても完璧ということはないものです。ひょっとすると、あなたの5割は、お客様の9割かもしれません。だってね、評価するのはお客様ですから。

重要なことは「7割思考で試してみる」ことです。まずは、心構えを大切にしましょう。

セミナーの骨子を明確にする

反応が取れるセミナーは「どのように組み立てれば良いのか?」ですが、 それは3つの要素でセミナーの骨子を決めることです。

「だれ」を決める
・どんなことに悩んでいる人なのか?

「自分の売り」はなに
・あなたは何をする人なのか?

「ベネフィット」の表現
・参加すると”どんな良いこと”になるの?

何をするにしても同じですが、骨子(コンセプト)を決めることが超重要。セミナーも同じと言うことです。ここが定まらないとセミナーは組み立てようがありません。

セミナーコンセプトが決まれば、

・いつやるの?(開催日時)
・いくらなの?(有料、無料)
・どんな形式?(オンライン、リアル)

自然に決まって行きます。組み立ては容易になるものです。

タイトルを決めるタイミング

セミナーコンセプトが決まるとタイトルを考えたくなるのですが、そこは、グッとこらえて「こんな感じ」とメモ程度に留めておきましょう。タイトルを確定するのは最後です。

なかなか、キャッチコピーのような興味を引くフレーズができないという人がいますが、タイトルばかりにこだわっていると言葉選びのパズルになりかねません。

中身を書き出すから言葉は整理されてタイトルは決まるのですね。また、書き出すうちに方向性が変わることだってあります。

だから、セミナータイトルは、最後に頭をフル回転させて決めましょう。

セミナーは参加意識をつくる

セミナーが盛り上がらない要因は「一方通行」になっていることです。原因は、ほぼ決まっています。

それは満足してもらいたいから、

・あれも伝える
・これも話しておこう                  

と盛りだくさんで墓穴を掘ってしまうんですね。”典型的な失敗セミナー”となってしまいます。

その反対に盛り上がるセミナーは必ずと言っていいほど「双方向」です。つまりね、参加型となっています。

・書き出してもらう                    
・話してもらう
・シェアする

アウトプットすることで参加者の満足感は高まります。

自分がそうであったように、セミナーに参加する人は、たくさんの知識を得たいのではなく、自分にとっての「不安事の解決」だと思っています。

伝えたいことがたくさんあっても知識の百貨店みたいなセミナーでは、終わってみれば「何も残らない」といった結果しか生みません。

それよりも、一つのことに気付いてもらい、深く知りたいと思われることが喜ばれるセミナーです。

まとめ

起業して、反応が取れる成功セミナーのつくり方は”4つのポイント”を押さえることです。ここを意識して繰り返し開催して行けば”喜ばれるセミナー”となります。

「7割思考」でやってみる。「質」はお客様が決めるものです。良ければさらに伸ばす。悪ければ改善する。「量」が「質」をつくります。

「セミナーコンセプト」を決める。”だれが、自分の売りで、どうなるのか”で骨子を決めて行きましょう。

「タイトルを決めるタイミング」は最後に頭をフル回転して決める。最初から言葉遊びにならないことが大切です。

「参加意識を考えることが大切」です。多くを伝えていては”一方通行”で参加者には何も残りません。あなたが本当に伝えたいことに気付いてもらうために”双方向”で進めて行きましょう。

この4つを意識してセミナーを組み立てることで成果の出るセミナーとなります。繰り返しやってみることで、「話す力」「質問力」「フィートバック力」「集客する言葉の力」が身に付きます。

それが稼ぐ力となって売上も上がってくるものです。

それでは、「楽しむ」を大切に