起業アイデアが劇的に変わるプラスワンの魔法
働き方を見直し始めると「自分に何が出来るのかなぁ」と考えることが多くなるものですね。そこで、いろいろと知恵を絞って起業アイデア、仕事ネタを思い浮かべますが、大きくは2択ではないでしょうか。
- 会社で学んだスキルを仕事にしよう
- 好きや得意を仕事にできないかな
結局のところ、どちらかに落ちくように思います。
どちらを選択するにしても、たった一つの要素を加えるとビジネスは良い方向に変化していくものです。
今日は、起業アイデア、仕事ネタに、何を「プラスワン」するとビジネスが大きく変化するのか、そんな方法をお伝えしたいと思います。
目次
起業アイデアは4象限で捉えることが大切
起業アイデアは10人いれば10通りですね。好きなことも違えば、積み上げてきた経験・スキルも違います。とは言え、どんなアイデアでも「何かを売る」ことには変わりありませんね。
自分に何ができるのかなぁ? 頭がドッ散らかった時は、まず、方向感を大きな目線で捉えることです。
働き方の方向性を決める視点
起業アイデアとは「全て何かを売る」と捉えると考えやすいものです。例えば、次のようなアイデアを考えてみましょう。
・ボディケアの資格でおうちエステ
・SEで培った技術でプログラム受託開発
・趣味を仕事に革細工小物をつくる
・犬好きでドッグランフィールドを運営
・人事総務のキャリアを活かして転職人材支援
これらは、何かを「売る」と表現できます。それぞれ、施術の技術を売る、プログラム作成技術を売る、革小物を作って売る、人と犬が楽しむ場を売る、人材(言い方は悪いですが物)を売る、すべての起業アイデアは売ると表現できます。
あなたが目指す働き方は、どの方向を向いているのか?「何を売るのか」を知っておくことが大切です。
働き方の4象限とは
働き方の方向性「3つの売る」をお伝えしましたが、実は、もう一つあります。それは何だと思いますか?
1)物を売る
2)技術を売る
3)場を売る
4番目は「知識を売る」となります。
「自分に何ができるのだろう」とモヤモヤしているのであれば、まず、あなたの起業アイデアは「4象限のどこにあるのか」を知ることです。
すると、働き方の方向性が分かり、頭も整理され、動き出して行けるものです。
働き方のアイデアは一択ではない
あなたの経験の中には、好きなこと、得意なこと、出来ること、ワクワクすることなどがありますね。その一つひとつがアイデアを引き出す素材です。つまり、起業アイデア、仕事ネタというのは一択ではないのです。
もし、あなたがSEで犬好きなら、開発技術を売るのではなく、犬と楽しむ場を売ることが、これからの働き方かもしれないということです。
ビジネスになりそうだとアイデア考えるのではなく、ご自分の経験を振り返り「こんな働き方があったらいいな」とたくさん書き出していくことが大切になります。ビジネスになる、ならないは、その後に考えましょう。
そして「4象限のどこに集まっているのか」を知ることが大事です。起業アイデアとは、拡散と集中で定まっていくものです。
起業アイデアは組合せで変化する
働き方の方向性が定まったら、そのアイデアに「一つの要素」を加えると劇的に変化するものです。それが「知識を売る」となります。するとね、商品づくりの幅が広がるだけでなく、「選ばれる」ということにつながっていきます。
変化をもたらす理由
例えば、ボディケアの施術を1時間7000円で売っていた。しかしながら、1時間5000円のライバルが現れた。
どうなりますか?
余程、技術に違いがあれば別ですが、大筋、価格競争に陥るように思います。だからね、ここに「知識を売る」、言い換えると「教える」をプラスワンです。
「あなたに、こんな良いことがある施術」と教えることになります。
えー、そんなこと言っても、教えるなんて、「そんな大それたこと」「私には無理」と、思うかもしれません。でもね、そうではありませんよ。用意するものは「あなたの頭の中にある知識」だけです。
だってね、
・施術を売ろう
・プログラム開発を売ろう
・革小物を売ろう
・人と犬が楽しむ場を売ろう
・適正な人材を売ろう
と、アイデアを考えたのです。
そこにはあなたの経験で得たこと学んだこと、「出来る理由」があります。慣れ親しんで来た、その「方法」や「メリット」を話せばいいのです。
勉強会やお茶会だってかまいません。セミナーで教えてもいいでしょうね。ブログやSNSで伝えることもできます。
教えるメリットは、あなたの認知度を高めるということです。あなたの魅力が伝われば、比較されても、少々高かろうが、そこには選ばれる理由があります。「あなたから買いたい」となるものです。
まとめ
どのような働き方を目指すにせよ、「教える視点」を持つことは大切です。それは、あなたが認知され、「選ばれる理由」がつくられるからとなります。
小さなブランディングが大きな価値を生み出してくれます。起業して「個」が活躍するための王道パターンです。このプラスワンが、「自分スタイルの幸せをつかむ」ことにつながっていきます。
それでは、「楽しむ」を大切に