セールス苦手と思っているだけで起業の成功を遠ざけてしまう理由
起業されている人でも、集客は出来るのですが、セールスは苦手という人は少なくありません。
先日、起業セミナーに参加された副業中の会社員やセラピストやコーチの方に、”ある質問”をしてみました。それが、「セールスは好きですか?」 です。
すると、やっぱり、ほぼネガティブなお返事でした。皆さん、集客や商品づくりには、興味関心が高いのですが、結果を出すためのセールスは二の次になりがちです。
苦手意識があると、無意識に後回しにしてしまう傾向にあります。
今日は、【セールス苦手と思っているだけで起業の成功を遠ざけてしまう理由】というお話です。
セールスに苦手意識をもってしまう要因
起業副業すればセールスは避けて通れませんよね。「苦手意識があるから・・・」、でも、売上はあがりません。
あなたは、セールスにどんなイメージを持っていますか?
・何かを売りつけるよう感じ
「なにか、悪いようなイメージ」でしょうかね。
もし、そんなイメージがあるとすれば、今までのお仕事で「何かを、人に売る」という経験をして来なかったことが要因かと思います。
以前は、経理や総務などの事務系、ずっと技術系の仕事をされてきた一人起業家の方は多いものです。
このような人は苦手意識もさることながら、「経験がないからわからない」と言う方が正しいのかもしれません。「なんとなく売ることや売られることに、良い印象が持てないのかな?」と思います。
なので、一人起業しても、いざ1対1のセールスとなると、途端に「自信がない」となってしまうのではないでしょうか。
人は売られることを望んでいる?!
本来、人は欲しいとか、買いたいとかの欲求を持っています。人の本質って、「プラスなら増やしたい」「マイナスなら減らしたい」です。
どちらの場合も、「そうなりたい」という欲求があります。
やっぱり欲しいものは「買いたい」と思っているわけです。そんな時、押し売り感は出て来ませんよね。
売られることに抵抗はないものです。むしろ、「本当に欲しいものはセールスされても嬉しいはず」です。
相手が望む未来を売るのがセールス
一人起業家で集客はできるのだけどセールスが上手くいかない。苦手意識を持ってしまうのは、実は「あなたの思い込み」が多いものです。
相手の人は、
・興味はあるけど、今はタイミングが悪い
・一方的に話されても押しつけ感がある
そこに抵抗するのであって、
・価値を感じるもの
であれば、「セールスされてもイイ」と思うはずなんです。
セールスってね、「自分の価値(商品)」と「相手の価値(お金)」の等価交換となります。ともにWinWinの関係なので、売り手も買い手も幸せなことです。
あなたの商品サービスが相手の欲求を満たすなら、それをセールスしないのは、「その人が望む未来を得るチャンス」を奪ってしまうことと同じなんです。
もし、セールスに苦手と思っているなら、「まず、売ることはイイこと!!」、そんな意識づけから始めてみましょう。
ビジネスを回すキーはセールス
起業の成功はセールスがキーになるものです。当たり前ですが、お仕事の収益に直結しますよね。
ちなみに、10人集客できても売れなければゼロ・リセットです。しかし、3人の集客でも、2人に買って頂ければビジネスは回って行きます。
「じゃぁ、セールスクテクニックを身に付ければ上手くいくの?」と言えば、そうでもありません。知識ノウハウは、一番ではないということです。
大事なことは「セールスに対する考え方」となります。セールスする以前の問題なんです。
すると、それは目の前にいる相手に伝わるものです。
あなたが買い手なら「自信なさげな人」から買いたいと思いますか?
きっと、買いたいと思いませんよね。
なので、結果は売れないわけです。
セールス苦手という考え方が結果を決めてしまいます。「考え方が結果を支配する」、これをマインドセットといいます。
大切なことは、セールス苦手で「自分は自信がない」という考え方を、セールスは「相手の未来を売る」という考え方に置き換えることです。
自分に目を向けるのではなく、相手に目を向けて下さい。それが、あなたの行動を変えて行きます。セールスに対する考え方が「自分の未来」も変えて行くのです。
まとめ
セールスはビジネスを回すキーとなります。話し方、トークスクリプトなどのノウハウを知ることも大切ですが、それが一番ではありません。
大事なことは「セールスに対する考え方」です。「その人の未来」を売ることで、「自分も幸せになる」という考え方が重要になります。
そんな気持ちを持って、あなたの価値を伝えるメッセージをブログやSNSなどの媒体を使って、どんどん伝えていきましょう。すでに、そこからセールスは始まっています。
もし、そこにも苦手意識があるなら、「伝えることが相手の未来につながる」と考えましょうね。起業は相手の未来を考えることが、始点であり終点でもあるんです。
それでは「楽しむ」を大切に^^
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