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3. 「判断しない人」ほど、起業準備が上手く行く理由

起業準備が上手く進む人と事あるごとに足が止まる人がいます。その違いはいったい何だと思いますか？

やる気とかモチベーション、はたまた才能、いろいろとお答えはあるかと思いますが、それは「判断の量」です。

時間は１日２４時間、世界中のだれもが平等です。PayPayや上場で話題のソフトバンクの孫正義氏も、あなたも同じ条件です。あれこれと判断することに悩んでいても時間だけが過ぎていきます。

つまり行動できません。判断を減らせば迷うことも無くなります。行動する時間は自然と増えます。足が止まることなく行動するから成果は得られるものです。

今日は、この「判断しない人」ほど、起業準備は上手く行くということをお伝えしたいと思います。

「今、必要なことは何だろう？」の判断に時間を費やすこと

起業準備が進まない人には、１つの特徴があります。それは、やろうとすることが多過ぎることです。ビジネス書を読み、各種セミナーに参加したりします。なかには資格を取ろうなんて人も出てきます。

闇雲に知識やノウハウを得ても、次に何をしよう？ と判断に迷うことばかりです。それって本当に必要ですか？と自分に問いかけてみましょう。

自分には才能もない、強みもわからない。だから、多くの知識を得たい、ではありません。そこに時間をかけても起業準備は進みません。今、何をするべきかの判断に時間を使うことが大切です。その知識を得ることが、本当に、あなたの強みになるのか？ 答えを出すことに集中してみましょう。

フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ氏は、毎日同じTシャツを着ていることは有名な話ですね。同じものを２０枚も持っているそうです。理由は判断を少なくしたい。今日の服装を何にしようかと考える時間にエネルギーを使いたくないのだそうです。

人は判断する時に多くのエネルギーと時間を消費します。知識やノウハウを追いかけると「次はなにを、そして、その次は？」と考え続けてしまいます。その結果、このままでいいのかな？と判断することが飽和状態になって行動できません。

モヤモヤしたまま足が止まってしまいます。

今の自分に必要なことを判断するために時間を使い、集中して行動することが大切です。

時間を最小限に行動力を最大限に高める方法

時間を最小限に準備を進めるには何が必要でしょうか。結論から言うと、起業までの「手順」を知ることです。何を？ どうすれば？ と不安や迷いは無くなります。やるべきことがわかり、最速最短で起業準備が進みます。次に何を？判断に迷うことなく、集中して行動できるようになります。

起業したい考えた始めた会社員時代に私は、たくさんのセミナーに参加しましたし、講座も受けました。ところが、前に進むことができずモヤモヤの毎日が続いたのです。忙しさに流されながら気が付くと３年です。変化のない自分がいるだけでしたね。

ところが、ある起業家との出会いで考えが一変。最初の一歩が間違っていたことに気が付きました。「手順」も知らずに、知識やノウハウばかりを追いかけ、時間とお金の無駄づかいでしたね。今は笑って言えますが、まさしく、時は金なりです(苦笑)

時間を効果的に使い、起業準備を進めるには「手順」を知ることです。次は何をしよう？と判断に迷うことはありません。不安になることなく、行動を起こすことができます。そして、何より成果が確認できます。起業に向けた行動が習慣化することで最大限の効果を得られます。

一つ大切なことを言いますと、成果とは成功も、失敗も、どちらも成果だということを覚えておいてくださいね。成功ばかりに目が向きますが、失敗があるから、止めておこう、改善しようとなるわけです。

失敗を恐れて行動しないとは、成果は得られないということです。

まとめ

起業を考え始めた時は、誰もが白紙の状態です。何から始めて良いのかわかりません。自分で仕事を始めたい、起業してみたい想いとは裏腹に不安とのギャップを感じてしまいます。

何を、どうすれば？ と判断に迷い、最初の一歩が踏み出せません。

そのギャップを無くすものが「手順」です。不要なノイズがなくなり、判断に迷うこともありません。考える時間を最小限に、シンプルにやるべきことが判断できます。行動できる自分となり、それが習慣化されるということです。

起業準備が上手く行く人とは、知識とかノウハウがある人ではありません。手順に従い迷うことなく行動する人です。つまり、最小限の時間で最大限の効果を得ることができる人なんです。

それでは「楽しむ」を大切に