遊びも起業も紙一重、とにかく「全力」でやってみる
やりがいスイッチナビゲーターの相曽尚人です。
「遊び」と「起業」の共通点って何でしょうね? サラリーマン時代からの仲間であり、起業して20年の友人と食事をしながら、ふと、思いました。彼はいつも遊ぶことばかり考えている。サラリーマン時代から同じです。今は、遊ぶために会社を社員に譲ることを考えています。
中途半端は後悔しか残さない
遊びも起業も、どちらも「全力」でやってみる。少なくとも、僕は、そう思っています。中途半端だと後悔しか残りませんよね。思い切りやれば、成功しても、失敗しても、どちらも腹に落ちていることです。
僕の起業の原点は、失敗から学んだこと。起業までに随分と遠回りをしてしまった経験です。最短で起業を目指して欲しい。夢中になれる生き方に踏み出して欲しいということ。合わせて、取り組むチャンスと時間をくれた家族や仲間、支えてくれた方への感謝の気持ちだと思っています。
けっして、余裕のある生活をしていたわけではありません。早期退職、雇用保険も終わり、退職金で住宅ローンを返し、毎日の生活に残金がジワジワと無くなっていく中(実際は無くなってしまいましたが)、夢を追える環境をくれたことです。
やってみることは、腹に落とすこと
50代に入ると働く意味を見直す会社員が増えてきます。僕もその一人。好きなこと、楽しいことって言葉が気になり、そんな類の本も読みました。でも、読んで納得するだけでは、前に進んでいけません。いろいろなセミナーに参加し、講座を取ってみましたが、踏み出せませんでした。でも、やってみて初めて足らないものに気が付きました。
とにかく、自分で稼がなければと思っていました。起業することが目的になっていたのですね。一人の起業家に出会うことで、起業が手段であることに気付かされました。足りなかったものは起業の先にあるものが分かっていないことだったんですね。
気になったのであれば、全力でやってみる。迷いながらも、とにかくやってみる。そうすると自分事のように応援してくれる仲間が増えてくる、そう思うんです。そして、感謝の気持ちを忘れないようにする。
予期せぬ出来事に起業を漠然と考えたが、不安ばかり。そんな時は、あなた一人で良いとか悪いとか判断してしまっては、立ち止まってしまいます。あなたを知ってくれた方が評価し、応援してくれます。感謝の気持ちを忘れずに、ありがとうで応えていく。大切なことは、夢中になれる生き方に向かって、「全力」でやってみることです。
「楽しむ」を大切に